世界中の爆弾を全部花火に変えたい!
あるご縁で、一生のうちどうしても観たかった『長岡花火大会』のチケットを手配していただき、家族で行ってきました!
長岡の花火は慰霊と鎮魂の思いが込もった花火です。
戦争による空襲で市街地の80%が消失、多くの市民が犠牲になりました。
復興で立ち上がる人々を元気づけるため、亡くなった人々の魂を慰霊するため
終戦の翌年に花火大会が復活し、今に続いています。
長岡花火大会の最初に打ち上がる花火の名称は『白菊』です。
この花火は、長岡花火大会を育て、発展させた花火師の故 嘉瀬誠次さんが、亡くなった戦友に
たむけるために打ち上げた追悼の白い花火です。
「戦争ほど残酷で悲惨なものはない。世界中の爆弾を全て花火に変えたい」
嘉瀬さんの白菊は毎年夜空から平和の尊さを私達に伝えてくれています。
日本の花火師さんが世界に示す、火薬の正しい使い方です。